ラブコメ

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17年越しの恋の結末は

香里奈さん初主演映画作品が公開されてから6年後、再び彼女がスクリーン作品の中心点で活躍する作品が登場しました。そのタイトルは中身同様に恋愛をテーマにした『ラブコメ』をご紹介して行きます。この映画は2010年9月25日に公開され、映画のキャッチコピーとしては『17年ぶり、最悪のタイミングで出逢った彼女。やっぱり綺麗で、強かった…。』となっている。何だか現代の女性像というものを表現するようなものですが、まさしく中身もその通りとなっています。

劇場公開は全国でも10スクリーンという小規模での公開となっていますので、作品を知らない人が大勢いてもおかしくないでしょう。ですが、香里奈さんが好きな人はこの作品を見ればまさしく彼女の真骨頂を見ることが出来る作品でもあるといえます。香里奈さんが演じている役は、花屋を営んでいる美人店長で勝気な性格をしていますから働く女性の理想像といえるでしょう。そしてそんな香里奈さんに恋をする役を演じている田中圭さんもいい味を出して、知りに敷かれる男性を良く表現しています。そしてそんな彼女に振り回されながらも、着々と彼女との距離を縮めていくそんな姿も男性で、女性に振り回されたことのある人は共感するかもしれませんね。面白いことは確実ですから、気になった人は是非見てください!それでは、作品のあらすじを紹介して行きましょう。

あらすじ
下町の花屋を経営している3代目店長の松田真紀恵とかつて同級生だったアニメ脚本家の美晴は、17年ぶりに彼女と劇的な再会を果たす。当時から恋していた憧れの人とであったことで運命を感じる美晴だったが、それは彼の単なる勘違いに過ぎなかった。この頃真紀恵は元彼の江島とよりを戻してしまっていたときだったため、美晴としては最悪のタイミングだったとしか言いようがなかった。ただそこで美晴は諦めることなく、真紀恵との距離を縮めるためにアプローチをしていく。そんな美晴と真紀恵の二人を冷やかし交じりで見守っている、真紀恵の花屋で働いているアルバイトの涼子と、美晴の作品で声優を務めているバツイチの西島に囲まれながら騒がしい生活を送っていた。美人で完璧なんだけど、自分よりも男らしい性格をしている真紀恵に完全に振り回されてしまう美晴も自分の気持ちが言えないまま振り回されることになるが、そんな日々を過ごしていく中で確実に少しずつ距離を縮めていく二人だった。
その一方で涼子と西島の二人も複雑な恋愛関係も始まろうとしていた。実は涼子と西島は以前キャバクラで客とホステスの関係で遭遇していたのだ。そんな涼子に軽い口調で近づいていく西島だったが、一人息子に対する彼の優しさを垣間見て、涼子はその姿が心に残って離れなくなっていた。しかし涼子には西島と前妻との関係を目の当たりにしてしまい、気持ちが揺らいでしまうのだった。そんな恋愛関係が進行している中で、美晴は本当の気持ちを隠したまま継続している関係と、江島との関係を続けている真紀恵に対して美晴はある決意をするのだった。やがて美晴は真紀恵とは会わなくなってしまい、江島とも距離を置く静かな日々を過ごすことになった真紀恵はようやく自分が今誰を好きなのかということと向き合うことになる。それはこの恋が17年という長い年月に包まれ、そして運命と呼ぶにふさわしい懐かしい記憶に包まれていたことを思い出すのだった。

キャスト

  • 松田真紀恵(松田花店・3代目店長):香里奈
  • 永峰涼子(松田花店アルバイト兼キャバ嬢・スミレ):北乃きい
  • 村田美晴(アニメ脚本家):田中圭
  • 美津恵(真紀恵の姉):中越典子
  • 江島和俊(真紀恵の元彼):塚本高史
  • 西島涼平(アニメ声優、バツイチ):渡部篤郎
  • 志賀廣太郎
  • 辺見えみり
  • 佐藤二朗
  • 加藤虎ノ介
  • 江口のりこ

スタッフ

  • 原作:松久淳+田中渉『ラブコメ』(小学館文庫刊)
  • 監督:平川雄一朗
  • プロデューサー:春名慶、安藤親広
  • 協力プロデューサー:日下部雅謹、梶原富治、森井輝
  • ラインプロデューサー:安田邦弘
  • 脚本:石井薫
  • 撮影:大石弘宜
  • 照明:北條誠
  • 録音:山成正己
  • 美術:黒瀧きみえ
  • 装飾:石渡由美
  • フラワーコーディネーター:U&Tse
  • メイク:五十嵐良恵、SHIO(香里奈)
  • スタイリスト:角田今日子、中村みのり(渡部篤郎)
  • 音楽:高見優
  • 編集:今井剛
  • 選曲:谷口広紀
  • 音響効果:山口将史
  • スクリプター:矢野千鳥
  • 助監督:北川博康
  • 制作担当:齋藤大輔
  • 製作:KDDI
  • 企画:博報堂
  • 制作プロダクション:ROBOT
  • 配給:ショウゲート

作品について

香里奈さんらしい作品だといえるでしょう、また香里奈さんが歩んできた女性としての魅力がそのまま詰め込まれている勝気な女性像こそ、彼女の持ち味ではないでしょうか?作中で演じている真紀恵も仕事をバリバリこなして、美晴を徹底的に振り回しながらも着実に距離を縮めていきます。その一方で恋愛というしがらみとして元彼の江島との関係が進展することもなく、また後退することもないままグダグダな関係を継続していくことになるそんな女性独特の姿も上手に演じられているでしょう。ガールにしてもそうですが、香里奈さんはこういった現代の等身大な女性を表現することは、同年代のどの女優にもできない演技力を持っていると私は感じます。深呼吸のようなさばさばした女性や、しゃべれどもで演じた香里奈さんからすれば全く無縁の世界にいるようなと言っては失礼かもしれないが、それでも対極の世界にいる女性の姿を演じきっている姿はさすがは女優だなと思います。このような高度な完成と高い表現力があるからこそ、今でもトップモデルとして活躍しており、そしてそんな彼女の演じる姿に対して多くの女性たちからの共感を集めて着実に人気を呼んでいることから、本当に女性としての全てを演じるとしたら香里奈さんを置いて他に誰も同年代にはいないだろうと思います。

若手も多く台頭してきている芸能界ではありますが、よほどの実力を持っている新人でなければ香里奈さんの需要は今後も途切れることはないでしょう。彼女ほどアーティスト性を兼ね備えているアクトレスな人は中々現れることもないでしょう。そうなると、香里奈さんに憧れて女優になりました、なんて人が出てきてもおかしくないかもしれないですね。最近のアイドル上がりの女優業をしている人は、少しは香里奈さんを見習って欲しいところです。