深呼吸の必要

深呼吸の必要

香里奈さん初主演映画作品

ではここからは、そんな香里奈さんが今まで出演してきた映画を紹介していきましょう。今回紹介するのは、かりなさんがしゅえん、 もしくは主要人物に限って紹介していくことになりますので。ご了承ください。まず始めに紹介するのは香里奈さんが映画女優として銀幕デビューを飾ることになった2004年作品『深呼吸の必要』について話をしていきましょう。こちらの作品に主演した香里奈さんは2005年の日本映画批評家対象において新人賞を獲得することになりました。

この作品は沖縄県を舞台にした、サトウキビ畑の収穫を期日までに終わらせるために、男女7人の若者がアルバイトする日々が描かれています。過酷な労働をしていく中でそれぞれの現在・過去、そして未来の自分に対しての希望といった独特の感情と内容が表現されています。また出演しているのは香里奈さん以外にも、谷原章介さんや成宮寛貴さん、長澤まさみさんといった現在でも活躍している人気俳優たちが共演していることでも話題を呼ぶことになりました。ではでは、そんな深呼吸の必要のあらすじを紹介していきましょう。

あらすじ
沖縄県のとある離島に、都会から来た若者5人が来襲していきました。ひなみ・修一・加奈子・大輔・悦子の5人がこの離島に訪れた理由として、サトウキビをひたすら刈り取るというアルバイトをするために来ていた。それぞれが一様に抱えている悩みを持っている中で集まったが、彼らがこれからサトウキビを刈るために寝泊りする平良家では一つのルールが敷かれることになった。それは『言いたくないことがあったら、言わなくても良い』というものだった。悩みなんてつき物だといわんばかりに干渉しない平良家のルールに乗っ取って、5人はそれぞれ葛藤を抱えながらサトウキビ狩りバイトの常連である田所の指導の下で、早速広大な畑に植えられている約7万本ともいえるサトウキビを刈り取る仕事に掛かるのだった。これから1ヶ月彼らのサトウキビを刈る仕事が始まりを告げることになったが、2月という都内ではまだまだ寒い時期なのに、沖縄の強い日差しが照りつける中の畑仕事の過酷さを味わい、なれない仕事でもあるために四苦八苦していると、平良家の隣に住んでいる美鈴という強力な助っ人の参加があって多少なりとも作業は進むものの、先輩風を吹かせている田所への反駁もあって、一同の作業効率が上がらないという問題が浮上することになっていた。
そんな中で大事件が起こってしまう、それはとある嵐の晩のことだった。港へと出かけた田所が運転を誤ってしまったために足を負傷するという大怪我を追ってしまうことになった。早く医者に見せなければならないという怪我の大きさだったが、離島のために医者が島には在住しておらずこのままでは命の危険が差し迫っていた。そんな中で、修一が自身の本職であるである医者という身分を明かして田所を救うために手術を決行する。無事に手術に成功し、この事件をきっかけにして7人は絆を深めて力を合わせて期日までに全てのサトウキビを刈る作業を完遂するのであった・

キャスト

  • 立花ひなみ:香里奈
  • 池永修一:谷原章介
  • 西村大輔:成宮寛貴
  • 土居加奈子:長澤まさみ
  • 川野悦子:金子さやか
  • 辻元美鈴:久遠さやか
  • 田所豊:大森南朋
  • 平良誠(おじい):北村三郎
  • 平良ツル(おばあ):吉田妙子
  • 宮里一雄(飲み屋店長):上地雄輔

スタッフ

  • 製作者:坂上直行、久松猛朗、川城和実、安田匡裕
  • エグゼクティブプロデューサー:遠谷信幸、高野力、黒坂修、熊田忠雄
  • 企画:小滝祥平、岡田惠和
  • プロデュース:千野毅彦、古川一博、森谷晁育、加藤悦弘
  • 脚本:長谷川康夫
  • 監督:篠原哲雄
  • 音楽:小林武史
  • 製作会社:SHINKOKYU associates(日本ヘラルド映画、松竹、電通、バンダイビジュアル、エンジンネットワーク、IMAGICA、エフエム東京、デスティニー)
  • 配給:日本ヘラルド映画、松竹

音楽

  • 主題歌:My Little Lover「深呼吸の必要」

作品について

等身大の若者の姿が良く表現されている良い作品です、これは現代に生きている若者だけでなく、働くことに疲れている中高年や、何となく人生って何だっけと迷っている人には是非見て欲しい作品でしょう。出演している俳優さんは香里奈さんを始めとした、現在でもドラマなどでも精力的に活動している人たちばかりが出演していますが、皆さん若手時代ということもあって、それぞれがどこと無く若々しく、そしてこの年代において持っている悩みに苦しんで、そしてその悩みと真正面から向き合うことで成長していく若者の姿は共感を覚えることでしょう。

主演の香里奈さんにしても、今と全く変わらない容姿でどこか垢抜けている感じが新鮮でしょう。そして清々しいほどに作業している姿がなんとも似合っています。この頃から既に女優としての頭角を現していると思えば、現在香里奈さんが築いている地位も納得できるといえるでしょう。劇中においても主要人物達の中心点に立って、皆を引っ張っていくような姿は誰しも憧れた情景ではないでしょうか。香里奈さんが持っている魅力の全てをこの頃から見られると思えばファンとしては見逃すことのできない作品でしょう。

また作品のタイトルにもなっている深呼吸ですが、こちらも劇中でタイトルが意味しているのがよく分かる内容となっております。都会で暮らしているとせわしない毎日の中でどうしても見失いがちになるのは、途中で立ち止まって休むということを忘れてしまう人が多いでしょう。つい回りに合わせてしまって、自分が疲れているにも関わらず無理してしまい、何かしらのトラブルを引き起こしてしまうなんてこともあるかもしれません。そんな時、ふと立ち止まって深呼吸して落ち着くことも大事だということを劇中では語っているように感じ取れます。そして沖縄でバイト生活をしていく若者の姿に、いつしか観賞している自分たちも、沖縄の時間というものに引き込まれて、今まで忘れていた何かを思い出すことができるかもしれませんね。

この作品に対してみた人たちのほとんどが、絶対に見た方が良いとお勧めしているほどの名作として評価しています。それらのレビューには、都会では感じることのできない時間というものがあるということを教えられ、そして時にはゆっくりと深呼吸することが大事だと思う、といったものが多く見られます。疲れきっている人にとっては良い作品ですね、これは。週末は、深呼吸をしながら当作品を鑑賞しながら落ち着いてみませんか?