キャバ嬢がお客様にあげるプレゼントの予算は?

「お客さんに対して誕生日プレゼントを渡したいけど、予算はどうやって決めようかな?」

「せっかくの誕生日だしある程度奮発すべきなのかな?」

お客さんの誕生日プレゼントに対してどの位の予算を考えるべきかと悩むキャバ嬢も多いのではないでしょうか。

一般的には、お店への来店頻度や使ってくれる金額によってプレゼントの予算を分けて考えるキャバ嬢がほとんどです。

全てのお客さんに喜んでもらいたいという気持ちは大切ですが、誕生日プレゼントはキャバ嬢にとっても大きな支出となります。

どのお客さんに対していくら位の予算を用意すべきかを適切に判断するためにも、日頃からお客さん一人ひとりの情報管理をすることが大切です。

①1~2回目の指名客

まだ指名回数が少ないお客さんには、相手に対してプレッシャーをかけないためにも3,000円程度の誕生日プレゼントを贈ることがおすすめです。

初回の来店時やLINEなどでなるべく早く誕生日を聞き出し、次回の来店時にしっかりとプレゼントを用意することがポイントとなります。

「まだ知り合って間もないのに自分の誕生日を覚えてくれていたんだ!」と喜んでもらえることはもちろん、次回以降の来店意欲を高めることができますよ。

もし、プレゼントに悩む様であれば、ファストフード店や喫茶店などのドリンクチケットであればLINEでも手軽に購入できるため、是非活用してくださいね。

②低頻度で低単価のお客様

低頻度の来店で低単価のお客さんには、自分の負担にもなりづらい3,000〜5,000円程度の誕生日プレゼントを用意しておくことがおすすめです。

「このお客さんってほとんど遊びに来ないし、来ても全然お金使ってくれないのにわざわざプレゼントを渡したくないんだけど…」

こうした感情を抱くキャバ嬢の気持ちも理解できますが、お客さんは何がきっかけで太客に化けるか分かりません。

将来の指名客獲得のための種蒔きと捉え、誕生日プレゼントに積極的に投資をするという考えを持ちましょう。

お客さんの趣味や好みなどを事前に把握し、もらっても困らないものを選ぶことがポイントです。

愛煙家のお客さんであればライターや電子タバコ、ビジネスアイテムであれば靴下やネクタイ、ハンカチなどを贈ることもおすすめですよ。

③低頻度だが高単価のお客様

来店頻度自体は低いものの一度に沢山のお金を使って売上に貢献してくれるお客さんに対しては、少し高めのプレゼントを用意することが吉です。

ブランド小物や名刺入れなどのビジネスシーンで使えるアイテム、温泉旅館やマッサージなどの体験ギフトなど、実用的で10,000円前後のものをプレゼントすることであなたの誠意を伝えることができますよ。

また、日頃の感謝の気持ちを込めて以下の様なメッセージカードを添えることで、お客さんにさらに好印象を与えることができます。

「いつもありがとう。お仕事大変だと思うけど体調には気を付けて頑張ってね。」

「お誕生日おめでとう。◯◯さんの誕生日を一緒にお祝いできて嬉しいです。素敵な1年になります様に。」

また、お客さんがたまたま誕生日に近い日に遊びに来てくれた場合には、お客さんの好きなフードやドリンクをサービスすることもおすすめです。

④太客

高頻度で遊びに来てくれて沢山のお金を使ってもらえる太客に対しては、日頃の感謝とこれからも贔屓にしてほしいという気持ちも込めて予算を考えるべきです。

少々痛い出費となりますが、予算は20,000〜100,000円程度に設定し、自身の生活を圧迫しない範囲の中で高価なプレゼントを用意しましょう。

しかし、お客さんにとっては、自身の趣味や好みに合わないものを贈られても迷惑に感じてしまいます。

過去の来店時の持ち物や日頃どんな場所で買い物をするかをリサーチした上でプレゼントを決めることがポイントです。

また、可能であれば事前にボーイ達に相談の上でシャンパンやオリジナルケーキを準備しておくこともおすすめします。

そして、お客さんが他のキャバクラにもよく通う人であれば、他店のキャバ嬢達と差別化を図ることも意識すべきです。

オーダーメイドの品を用意する、自分が手作りしたものをプレゼントに添えるなど、お客さんのために手間や時間を使ったことをアピールできるものを選ぶと良いでしょう。

お客様にプレゼントする時の注意点は?

お客さんの誕生日にプレゼントを贈る際には、気を付けたいポイントがいくつかあります。

まず、家庭がある人や彼女がいるお客さんが家にプレゼントを持ち帰った場合、見知らぬ女性からの手紙やメッセージカードがあることでトラブルになってしまう可能性があるため注意が必要です。

また、いくらお客さんの誕生日をお祝いしたいとはいえ、店外デートでプレゼントを渡してしまうと自身のプライベートな時間を削ることとなります。

余程のお客さんでない限りは来店時に渡すことをおすすめします。

そして、一度贈ったプレゼントを重複して渡さないためにも、お客さんごとに何を購入したのかしっかりメモしておくことも意識したいポイントです。

これらの注意点を押さえることで、よりお客さんの心を掴むことができますよ。