キャバ嬢の営業法は大きく分けると3パターン
キャバ嬢はそれぞれが得意な営業方法を持っています。
強みを活かして太客作りをする訳ですが、大きく3つに分けられます。
・色恋営業
・友達営業
・枕営業
これら3つは、キャバ嬢の基本的な営業方法です。ただし、どれが正解で効率良く稼げるかは一概に言えません。
稼ぐためには、お客さんごとに合った営業を取ることが重要です。
指名を取れるようになるまで早いが効果も短い「色恋営業」
最も多い営業スタイルが色恋営業です。お客さんとの疑似恋愛を楽しむ営業方法で、新人~ベテランキャバ嬢まで幅広く実践しています。
ベーシックな営業方法のためメリットも多いですが、その反面デメリットもあります。
メリット
・色んなお客さんに通用する
・指名獲得までが非常に早い
・太客を得やすい
デメリット
・慣れるまでは距離感が難しい
・すぐマンネリ化して太客が離れてしまう
特に大きなメリットが、色んなお客さんに通用する点でしょう。キャバ嬢と疑似恋愛を楽しみたい人は多く、お店へ遊びに来る目的が疑似恋愛というお客さんも多いです。
また、距離を縮めやすいので指名獲得までが早く、更に太客を作りやすいのも色恋営業の魅力です。
一方、お客さんとの距離感が非常に難しく、本気で勘違いされることも珍しくありません。
また、長続きしないのもネックです。お客さんが飽きたらすぐ他のキャバ嬢やお店へ行ってしまいますし、ずっと太客でいてくれる保証はありません。
即効性があるものの、繋ぎ止めるのが難しい営業方法といえます。
幅広い年代に有効で効果も長い「友達営業」
色恋営業と同じく、幅広く通用するのが友達営業です。上記の色恋営業はあくまで擬似的な恋愛関係でしたが、友達営業は友達として振る舞うのが特徴です。
色恋営業には無いメリットを持っていますが、友達営業ならではの欠点もあります。
メリット
・年代を問わず適している
・色恋営業にありがちなトラブルが少ない
・長期に渡って関係を保てる
デメリット
・太客が少なく稼ぎにくい
・色恋営業ほどの来店が望めない
若いお客さんはもちろん、ご年配まで通用するのが友達営業の強みです。
気軽に話せる友達感覚のため、敷居を低くできるのもメリットでしょう。色恋営業はストーキングなども多いですが、友達営業ならこうしたトラブルと無縁です。
友達関係に近いため、長期間お店に通ってもらえる可能性もあります。
しかし、友達営業は太客が付きづらく、1回に使ってもらえる金額が少なめです。
更に来店頻度も減ることから売上ダウンは覚悟する必要があります。
ちなみに私は、友達営業を基本にしています。客単価は低いですが、多数のお客さんと長く付き合えるためです。色恋営業のように面倒なトラブルがありませんし、気軽に接客できるのが良いと考えています。
その場しのぎで精神的にも疲れる「枕営業」
そして3つめが枕営業です。ご存知の人も多いと思いますが、お客さんと肉体関係を持って営業するスタイルです。
枕営業はメリットもありますが、デメリットのほうが大きい手段といえるでしょう。
メリット
・一時的に稼げる可能性がある
・簡単に指名が得られる
デメリット
・肉体関係が終わるとお店に来なくなる
・メンタル的にきつい
・周囲の評価ダウン
肉体関係を持つだけで良いため、簡単に稼げるのが強みです。
これだけで指名を得たり、お店でお金をたくさん使ってもらうなどができるので、一時的に売上が伸びることも珍しくありません。
しかし、肉体関係の終了はお店へ来なくなることを意味します。短期間で関係が終わることも多く、飽きられたら売上ゼロです。
自分の体を差し出す訳ですから、精神的にハードな点も否めません。売上のために、嫌なお客さんと関係を持つことになる場合もあります。
キャバクラは風俗店とは違うため、お店での評価が下がる点にも注意が必要です。
お客さんごとに使い分けよう
様々な営業方法がありますが、基本軸は色恋営業と友達営業です。
枕営業はリスクが大きいのでおすすめはできません。
着実に、かつ真面目に稼ぎたいなら、色恋・友達の各営業を実践しましょう。
ただし、長期関係を築くならお客さんごとに使い分けることが重要です。臨機応変に対応していきましょう。