地味だけど売上を左右する「営業メール」
キャバクラで働いていると、お客さんと連絡先を交換する機会があります。
しかしプライベートな関係を目論むお客さんは多く、それを迷惑だと感じるキャバ嬢もいるのが実情です。
確かに連絡先の交換を嫌がる気持ちも分かりますが、これは逆に自身の売上をアップさせるチャンス。太客を作るきっかけにも最適でしょう。
連絡先を交換すれば、いつでも営業メールを送れますし、お客さんとの距離を縮め、来店頻度を上げることもできます。
キャバ嬢にとって、営業メールは必須と言っても過言では無いでしょう。
キャバ嬢の営業メールは営業メールだとバレないようにするのがコツ
営業メールといっても、ひと目で営業メールと判断できるメールは逆効果です。
お客さんの気持ちが冷めてしまい、遠ざかってしまうことに繋がります。
連絡先を交換してくれるお客さんは、あくまでプライベートな付き合いを求めています。
なのにメールが定型文やDMのような内容だった場合、どう感じるでしょうか？ほとんどのお客さんは「なんだ、営業か」と興冷めしてしまうでしょう。
営業メールは、友達へ連絡を取る感覚で送るのがコツです。妙にかしこまったり、ビジネスメールを送る必要はありません。逆にNGと考えておきましょう。
「いかにお客さんとの距離を縮めるか」を考えることが大切なのです。
決まった時間にメルマガみたいに送らないこと
皆さんはメールマガジンを購読していますか？お気に入りのお店があれば、購読する人も多いのではないでしょうか。メルマガはセール情報や限定特典など、お得な情報を得られます。ほぼ決まった曜日・時間に配信されるのも特徴です。
しかし、キャバ嬢の営業メールはメルマガではありません。毎回決まった曜日や時間に送らないよう注意しましょう。
最初の内は問題ありませんが、やがてお客さんが気付いてしまいます。
また、メルマガのように、お店のイベントや限定情報だけ盛り込むのもNGです。お客さんは、あなたとコミュニケーションを取りたいだけなのです。イベント告知などは全てお店に任せましょう。
このように、メルマガに近い形式的な営業メールは嫌われてしまいますし、お店から遠ざかる原因にもなりかねません。
近況を簡単に報告するようなメールは効果的
では、どんな営業メールを送るべきでしょうか？パターンは様々ありますが、近況報告のような内容は非常に効果的です。メールを受け取ったお客さんが特別感を感じやすいためですね。
また、メールを送る側にとってもメリットはあります。近況メールなら、内容をさほど考えずに送れるでしょう。
営業メールの内容で悩むキャバ嬢は多いですが、近況なら特に悩む必要がありません。友達へ連絡する感覚で送れるのも利点といえます。
メールには以下のような工夫を加えると、お客さんからの反応も良くなりますよ。
・メールに必ずお客さんの名前を入れる
・自分の写真を添付して送る
・メールの最後に相手を気遣う一言を添える
これらを加えるだけで、お客さんが更に特別感を感じてくれますし、親しみやすさも増すでしょう。
お礼メールを即送るテク
お客さんに来店のお礼メールを送る機会もありますが、問題は送るタイミングです。
でも、私は悩まず、即送ることをおすすめします。翌日送るキャバ嬢もいますが、それではタイミングが遅すぎます。お客さんが退店したら、間髪入れずにお礼のメールを送りましょう。
退店後すぐに送ることで、相手の印象に残りやすくなります。
また、タイミングを見計らう必要が無いうえ、送り忘れも防止できるでしょう。次回来店へと繋げることも可能です。
マナーをしっかり守ろう
営業メールは気軽に送るのがおすすめですが、マナーを忘れてはいけません。かえって逆効果になるおそれがあるため、お客さんに対して失礼な内容や、色んな受け取り方ができる内容は避けるべきです。
営業メールを送った後では取り返しが付きません。文章を作ったら一度内容を読み返し、問題がなければ送信する癖を付けておきましょう。
