太客になりやすい人の特徴
太客はお金を沢山落としてくれます。稼いでいるキャバ嬢の多くは、数人~十数人ほど太客を抱えているように、稼ぎを重視するならば、自分の太客を作っておきたいところですよね。
しかし、キャバクラに来る全てのお客さんが太客ではありません。
太客か細客か、きちんと見極める必要があります。
太客になりやすい人の傾向は…
・キャバ嬢に惚れている人
・キャバクラ遊びが好き・慣れている人
この2タイプです。現在は細客でも、これらに当てはまれば太客になる可能性が上がります。
キャバ嬢に惚れている
お店のキャバ嬢に惚れているお客さんは、太客になってくれる可能性が非常に高いでしょう。特に長く太客として付き合えます。
お店に訪れるお客さんは、お気に入りのキャバ嬢へ貢ぎたいという気持ちが強く、時にはプレゼントもくれたりとお金をどんどん使ってくれるのが特徴です。何度も足を運ぶために、ボトルを入れてくれるケースも珍しくありません。
反対にこうした太客は、惚れたキャバ嬢以外への対応は冷淡です。お気に入りの子以外は指名も無いですし、おねだりなどもってのほかでしょう。
「この子」と決めたキャバ嬢にトコトン惚れ込むためです。
もし太客にしたいなら、自分へ惚れ込んでもらう接客や工夫が求められます。基本的に色恋営業が欠かせないでしょう。
遊びなれている
キャバクラ慣れしているお客さんも太客になりやすい傾向があります。
こういったお客さんはお金の使い方が豪快で、キャバ嬢が喜ぶパターンなども熟知しているからです。
訪れるお客さんの中でも、特に1回あたりの使用金額が多い傾向にあるため、上手くいけば、自身の稼ぎの大半を占めるようになるでしょう。
おねだりもしやすいため、ドリンクバックも期待できます。
その反面、自分の太客になってもらうのは難易度が高めです。遊びなれているため、他のライバル店へ取られてしまう可能性もあるからです。
お店だけでなく、更に自分も気に入ってもらわないといけません。
前述したキャバ嬢に惚れ込むタイプは、お店の質をさほど気にしないのですが、遊びなれたタイプはお店の質にもこだわります。
お店の質とキャバ嬢の質、どちらかが欠けても太客になりません。お店側にもVIP並の待遇が求められます。
細客になりやすい人の特徴
一方、細客になりやすいお客さんも特徴があります。
・仕事や友人の付き合いで来た人
・そもそもお金がない人
・体が目的の人
仕事の付き合いで来た人や、お金がない人は基本的に細客です。体目的の人も、お店ではほとんどお金を使ってくれません。
ただし、一部を除いて今後太客になる可能性もあります。普段通りの接客を心がけましょう。
仕事の付き合いや友達の付き合いで無理矢理来た
会社の上司や友達に誘われてキャバクラに来る人もたくさんいますが、誘われた当の本人はあまり気乗りせず、やや控えめなパターンが多いです。こうしたお客さんは次回以降の来店が望めず、細客になりやすいので注意しましょう。
また、居心地が悪そうにしている人も細客の可能性が高めです。
キャバクラの雰囲気に慣れず、帰りたがっていることの表れといえます。
しかし、上司や友達と一緒に楽しんでいる場合は話が別です。お店を気に入ってもらえば、2回目以降の来店に繋がるチャンスがあります。
自分の名前を覚えてもらえば、指名も得られるでしょう。ゆくゆくは太客に化ける可能性があるため、次回来店へと繋げることをおすすめします。
お金がない
元々お金がない人は、残念ながら太客に化けることがありません。もうお分かりかと思いますが、当然キャバクラで使うお金がないからです。
最低限の予算で楽しむ場合が多く、お店にもめったに来ません。指名されることは珍しくありませんが、自分の売上への貢献度は低めのタイプです。
ただし、今後お客さんの年収が増えた場合は除きます。昇級や転職で年収がアップすれば、お店で使う金額も増える可能性があります。
めったに無いですが、こうしたパターンもあることを覚えておきましょう。
お金があるお客さんがどうか見極めるには、お金を持ってる客か見分ける3つのポイントなどの記事が参考になりますよ。
体の関係が目的
キャバ嬢との肉体関係を夢見てキャバクラに来るお客さんもいます。しかし、下心丸出しのタイプは意外とケチで、売上にはほとんど貢献してくれません。ただキャバ嬢の体”だけ”が目当てですから、それ以外は二の次なのです。
目的を果たせた後はお店へ来ることが無くなり、そのままフェードアウトするケースもあります。こうした点が、キャバ嬢に惚れ込むお客さんとの大きな違いです。
下心が見え見えの場合、体目当ての可能性が高いといえます。おねだりに応じてくれる場合もありますが、おねだりに応じる=OKと勘違いされる場合があるなど、リスキーなので気を付けましょう。特に枕営業が嫌な人は、最も避けるべきタイプのお客さんです。
じっくり観察してみよう
実際に接客するまでは、どんなタイプのお客さんか判断できません。
ただ、太客・細客それぞれ傾向がありますので、接客しながら観察してみましょう。身なりなどの確認も重要ですが、仕草や注文頻度・金額などもチェックすることが大切です。
これらを見て、太客か細客か判断してみましょう。