キャバ嬢側からお客さんに対して特別感を与えてあげる接客術は有効
誰でも特別扱いされると嬉しいものですよね。これはキャバクラの接客でも同じ。
お客さんを特別扱いすることで、お店に足を運んでもらいやすくなります。
指名のチャンスも増えますし、太客になってくれる可能性も高まるので、自分のお客さんを増やしたいなら、特に有効な接客方法といえるでしょう。
ただし、お客さんを特別扱いする接客はコツがいります。普通の接客を行っても特別感を持ってくれません。
自分が特別であることをお客さんに認識させ、売上に繋げる必要があります。
そのポイントについて見ていきましょう。
ポイント①プライベートな話を混ぜてみる
お客さんに特別感を与えるなら、接客時のトークを変えてみましょう。
形式的な会話だけではなく、プライベートの話題を盛り込むことが大切です。キャバ嬢にとって、トークは基本になる接客方法ですが、工夫すれば接客の幅が広がり、結果的に売上がアップします。
お客さんに対して心を開いている感じを与え、抵抗感や警戒感が薄れさせることができます。
しかし、初めて接客するお客さんには注意が必要です。プライベートの話を嫌がるケースもありますし、そもそも相手のことをよく知りません。
いきなりプライベートへ踏み込むのは、相手に対して失礼な場合もありますので、まずは一般的なトークでお客さんのことを知り、会話の切り口を探してみましょう。ケースバイケースですが、プライベートな話題を織り交ぜるのは2回目以降の来店時でも構いません。
お互い仲良くなってからにするのが良いでしょう。
ですが、初来店時にプライベートな話を聞いてくるお客さんもいます。こういう時は答えるだけでなく、逆に質問してみるのもおすすめです。
一気に仲が深まり、次回来店に繋がる可能性もありますよ。
ポイント②「こんな話できるの○○さんだけ」などの特別感の演出
特別感を演出することも重要です。プライベートの話を混ぜるのも必要ですが、会話にも工夫してみましょう。
例えば、こんな風に言ってみると特別感が演出できます。
・「○○さんにだけ教えるけど~」
・「この話をするのは○○さんが初めてだけど~」
・「こんなこと話せるのは○○さんだけだよ~」
いかがですか?こんな言葉を挟むだけで特別感が出るようになりますよね。もちろんフリー客や初来店のお客さんにはNGですが、常連さんなら少し工夫してみると良いでしょう。
もしお客さんの記念日などと来店が重なった時はチャンスです。トークのみでなく、接客でも特別感を演出しやすくなります。
運良く記念日と重なった場合、おめでとうと伝えたり、何らかの形でお祝いしてみるのもおすすめです。
ポイント③お客さんに脈アリっぽい態度を取る
お客さんに対する態度を変えてみるのも良いでしょう。特に脈アリのような態度を取れば、お客さんを特別扱いする感じが出やすくなります。
実際に色恋へ発展させる必要は無いですが、何度も来店してくれるお客さんがいるならおすすめです。普段と少し違った態度で接客してみてはいかがでしょうか?
ただしこれは、バランスの取り方が難しい接客方法です。特別扱いしすぎるのも禁物でしょう。自分にその気がなくても、お客さんが本気で勘違いしてしまう可能性もあり、後々トラブルに発展する危険も否定はできません。
キャバ嬢とお客さんの男女でもありますから、こうしたトラブルには注意が必要です。
脈アリな態度はほぼ色恋営業ですが、マンネリ化するとお客さんの来店頻度が減るリスクもあります。
カップルがマンネリ化すると、相手を遠ざけてしまうケースに似ていますね。最初は特別扱いしつつも、タイミングを見極め徐々に友達営業へとシフトすることも必要です。
太客を作るためにおすすめ
特別扱いされて悪い気分になる人はほとんどいません。むしろ優越感に浸ったり、気分を良くする人が大半です。
キャバ嬢の売上は接客に左右されますが、稼ぐならお客さんを特別扱いする接客方法がおすすめです。お店へ足を運ぶ回数が増え、太客になってくれやすくなります。
仕事に慣れてきたら、少しずつ“特別なお客さん”を意識して接客してみましょう。